第67回<平成7年>選抜高等学校野球大会

<1回戦> 帝京 0-1 伊都
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
帝京 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
伊都 0 0 0 0 0 0 1 0 × 1

 伊都は7回、先頭の西端が右越え二塁打を放ち、二死後、井上の一塁内野安打で決勝点。道上は4回途中、打球を左手に受け降板したが、二番手・海堀は大きなカーブを低めに集め、1安打投球で1点を守った。
 帝京は本家が外角のボールになるスライダーを振らせて11三振を奪ったが、打線は3併殺を喫するなど好機を生かせず、伊都の堅い守備に支えられた好継投に屈した。

<2回戦> 伊都 4-6 星稜
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
伊都 0 0 0 4 0 0 0 0 0 4
星稜 2 2 1 0 0 0 1 0 × 6

 伊都投手陣を四球に長打を絡めて攻めた星稜が山本の粘り強い投球で逃げ切った。
 1回、立ち上がりで苦しむ伊都・道上から三浦の2ランで先制し2、3回にも長打が得点に結びついて加点。中盤は単調になったが7回長津の左前適時打でダメを押した。
 伊都は4回、先頭畑中の右前打をきっかけに打者9人で4安打2四死球を集めて1点差に迫ったが、5回以降は詰めの一打が出ず、三塁を踏めなかった。