第69回<平成9年>選抜高等学校野球大会

<1回戦> 日高中津 3-6 中京大中京
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
日高中津 0 0 0 1 0 2 0 0 0 3
中京大中京 0 0 0 0 0 5 0 1 × 6

 中京大中京がワンチャンスを生かして逆転勝ちした。6回、寺田にチーム初安打となる右翼二塁打が出ると3連続四球で押し出しの1点。藤村、辻󠄀田の連続長短打でこの回計5点。その後、大杉が中津打線を無得点に抑えて、勝利をものにした。
 日高中津は、北山が5回まで許した走者は一人だけと好投し、中盤に3点を奪って優位に試合を進めたが、6回、突然リズムを崩して制球が乱れ、あっという間に5点を失った。しかし史上初の分校出場というプレッシャーの中で、強豪を相手に演じた戦いぶりは何度も観客を沸かせ、その存在を大きくアピールした。