第3回<大正15年>選抜中等学年野球大会

<1回戦> 松山商 6-8 和歌山中
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
松山商 2 0 0 0 0 3 0 1 0 6
和歌山中 0 0 7 0 0 1 0 0 × 8
<2回戦> 和歌山中 3-4 広陵中
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
和歌山中 1 0 0 0 0 2 0 0 0 3
広陵中 1 0 0 3 0 0 0 0 × 4

 両者とも左投手で、剛球、一つは緩急で、和歌山・小川投手は、遮二無二に投げ込み的打者を、料理し、広陵・田岡投手は味方の守備の良いのに便り凡打主義で相当に成功した。小川投手は、三塁に走者のある場合、必ずボディ・スイングをしていたので走者に十分の離塁を許し、本塁封殺の球で封殺できなかった。何気なくやっていることであろうが、非常な損失であった。